「不安なときに汗をかいてしまうのはどうして?」
「不安なときに汗をなんとかしたい」
そうお悩みではありませんか?
汗をかけばかくほど不安になりますし、心も不安定になってしまい、なんとかしたいと思う人も多いのではないでしょうか。
その不安を解決すれば汗もおさまってくるはず、とはいうものの、どうやって対処したらよいかわからない人も多いですよね。
そこでこの記事では不安が収まらないときの対処法と解決策を具体的にお伝えします。
Contents
長時間不安が収まらないときの解決法は?
長時間不安が収まらないときの解決法には、どのようなものがあるのでしょうか。
それは不安の原因を取り除くことです。
言葉にすると簡単ですが、実際に原因を取り除くのは難しいですよね。
この不安からくる汗は止めようとしても止まらず、むしろより汗をかいてしまうことになってしまうことも珍しくありません。
ではどうして不安が収まらないのか、次にその理由を見ていきましょう。
そもそもなぜ不安が収まらない?
そもそもなぜ不安な汗が収まらないのはどうしてでしょうか。
それは身体がストレスや緊張により、交感神経が優位になっているからです。
身体は強いストレスや緊張を感じると、交感神経が優位になり、汗をかきやすい状態になります。
こうした状態がしばらく続いてしまうと、自律神経そのものが乱れてしまい自律神経失調症になることも。
その対処法としては、深呼吸などを行い副交感神経を優位にすることなどが有効です。
ただ、不安な気持ちでいるのを無理に気にしないでいようと思っても、気になってしまいうまくいかないこともありますよね。
そこでおすすめなのが不安の原因を見つけて理解することです。
不安の原因を探ってみる
不安からかく汗を解決したいのであれば、不安の原因を探ってみるのが効果的です。
自分の抱えている不安の原因がわかるだけでも、不安を和らげることができますし、行動パターンを変えることで解決に近くケースもあります。
大まかに不安からくる汗の原因を分けると、以下のようなものがあります。
- ストレス・緊張
- 多汗症という病気
- 食生活は整っているか?
- ホルモンバランスは大丈夫?
ではそれぞれの原因についてもう少し詳しく見ていきましょう。
ストレス・緊張による原因
不安の原因の一つが強いストレスや緊張です。
強いストレスや緊張を感じると、交感神経が優位になり汗をかきやすい状態になります。
仕事環境やプライベートなどで、強いストレスや緊張を強いられるケースがないか振り返ってみましょう。
ストレス・緊張への対処法
ストレスや緊張への対処法にはどのようなものがあるでしょうか。
ストレスや緊張状態になっていると、身体は交感神経が優位になっています。
そのため、意識的にリラックスして副交感神経を優位にするなどの方法が効果的です。
具体的には、以下のような方法があります。
- ストレスや緊張状態のときの気持ちを紙に書き出す。
- 深呼吸する
- ストレスや緊張の原因になる出来事を排除する
- ストレッチやマッサージで身体をほぐす
- 湯船に浸かってゆっくりする
- ポジティブに捉え直す、考え方を変えてみる
上記のように、意識的にリラックスすることや、ストレスの原因になることを理解することなどで、ストレスを緩和させることができます。
多汗症という病気
汗の原因は多汗症という病気になってしまっていることがあります。
代謝異常や内分泌以上などにより、汗の量が制御できなくなってしまうことです。
これは不安からくる汗のように部分的に汗をかくのではなく、全身から汗をかくことが特徴です。
不安からくる汗も、広い意味で言えば多汗症なのですが、不安が原因になっていない場合もあります。
特に全身から汗が止まらない状態であれば、違う病気を疑うべきかもしれません。
その場合はメンタルボディケア吉祥寺でカウンセリングを受けるのがおすすめです。
食生活は整っているか?
食生活が乱れ肥満の状態になると、汗をかく傾向が高くなります。
- 辛いものや熱いものを食べ過ぎている
- タバコをよく吸っている
- コーヒーをよく飲む
などしている場合、発汗が促されるケースもあります。
食生活の改善による対処法
食生活の改善のために、自分の食生活を見直すことから始めましょう。
具体的には、以下のものをまず見直してみてください。
- 糖分を過剰に摂取していないか
- コーヒーやタバコを摂取しすぎていないか
- 肉や油中心の食生活になっていないか
- 野菜をきちんと食べているか
- 毎日、同じ時間に食事を取るように心がける
- 外食は控える
また肥満傾向にある方は、食生活の改善と並行して、ダイエットに取り組むのもおすすめです。
ホルモンバランスは大丈夫?
汗をかく原因には、ホルモンバランスの乱れもあります。
ホルモンの分泌に関わる脳の視床下部は、汗の分泌に関わる交感神経にも関わっています。
そのため、ホルモンバランスが乱れることで交感神経も乱れ、汗をかく原因になります。
特に女性は月経などでホルモンバランスが乱れやすく、汗をかきやすいと言えます。
ホルモンバランスの改善による対処法
ホルモンバランスを整えるためには、どのような方法があるのでしょうか。
まず、ホルモンバランスが乱れるサインとしては、以下があります。
- 強い生理痛
- 生理不順
- 自律神経失調症の症状(めまい、倦怠感、肩こり、首の痛みなど)
- 肌荒れ
- 身体のむくみ
- イライラや憂鬱など気分が不安定になる
ホルモンバランスの乱れは、ストレスと密接に関わっています。
そのため、自律神経を整えることがホルモンバランスを整えることに繋がります。
自律神経を整える方法は、様々にあるのですが、すぐにでも実践できるものとしては以下のものがあります。
- 深呼吸してリラックスする
- 睡眠時間を確保して良質な睡眠を心がける
- 湯船にゆっくり浸かる
- ストレスをためないようにする
上記のような行動を心がけるだけでも、ホルモンバランスを整えるのに効果を発揮します。
ぜひ実践してみてください。
まとめ
今回は不安からくる汗の原因や対処法をお伝えしました。
不安からくる汗を緩和するのであれば、その不安の原因を理解することが効果的です。
その原因を理解することで、不安な気持ちそのものが緩和されますし、解決のための行動をとりやすくなります。
自分はどんなことに不安を抱えているのか見極めて、不安の原因を取り除いていきましょう!
ご自身でコントロールが難しいと感じられた場合は、メンタルボディケア吉祥寺までご相談ください。
改善まで、しっかりサポートさせて頂きます。